“小1プロブレム” を克服~新番組「で~きた」 11/3放送


 小学校に入学した子供たちに集団行動やマナー、社会生活に必要な能力を伝える新番組『で~きた』が、11月3日(火・祝) 午前9:25からEテレで放送されます。

「小1プロブレム」を克服するには…

 「授業中に座っていられない」「先生の話を聞くことができない」「集団行動がとれない」などいわゆる “小1プロブレム” は以前から指摘されてきましたが、現在なお解決されたとは言えず、むしろ長期化の傾向を見せているという報告もあります。

 『で~きた』の主人公はデキナイ小学校の1年生・おうすけ君。「できないに気づけば、かならずできる!」が校訓のデキナイ小学校には「できないメーター」が置かれています。できない子がいるとメーターが上がっていき、メーターがいっぱいになったところで伝説の「できないマン」が登場、何かができていないことを指摘してくれるのです。

 番組では、子供たち自身が「できていないことは何か」に気づき理解できるよう配慮し、集団行動やマナー、学校など社会的な場で必要とされる能力を子供たちに示していきます。来年度からの新番組化を視野に入れているとのことなので、今回の放送はそのパイロット版的な意味合いで制作されたものと考えて良いでしょう。

 小学1年生を対象に学校生活・家庭生活の基本的なルールや体の仕組みを教えるEテレの番組としては『できた できた できた』が現在放送中(火・水・木 午前9:00~9:10)ですが、新たに登場する『で~きた』も同系統のものと見ることができそうです。

 「できないマン」に扮するのは、朝の番組『シャキーン!』の “ザリガニくん” でもおなじみの加藤諒さん。また、音楽を国語番組『お伝と伝じろう』のレ・ロマネスクのお二人が担当とのことで、こちらも楽しみです。

 3日の放送のテーマは「片付け」。片付けができないおうすけ君が、自分がどう行動したのかを振り返って、片付けが必要な理由、できるようになるコツを発見していきます。

☆でーきた

【放送スケジュール】
2015年 11月3日(火・祝) 午前9:25~9:35 Eテレ
【出演】加藤諒、田代輝、平澤宏々路、荻野友里


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