おかあさんといっしょ～2月の歌は「やくそくハーイ！」

　『おかあさんといっしょ』2017年2月のうたは、坂田おさむさん作詞・作曲「やくそくハーイ！」です。

いつでもともだち、ずっとともだち

　おともだちみんなと一緒に絵の具だらけになるお兄さん、お姉さん――本当に楽しそうですね。2月の歌は「どんな時も、そしてこれからもずっと友だちだよ」と約束する「やくそくハーイ！」。作詞・作曲が坂田おさむさん、編曲は池毅さんという数々の月の歌を送り出してきた名コンビによる “友だち賛歌” です。またパフォーマンス・ディレクションは「ガラピコぷ～」の振付も担当する森川次朗さんが手掛けています。

　『おかあさんといっしょ』をご覧の方の多くは坂田おさむさんの名前をご存知でしょう。7代目歌のおにいさん（1985年4月～1993年3月）であり、かつソングライターとしてたくさんの素晴らしい歌を番組に提供し続けている坂田さんですが、今回の「やくそくハーイ！」は、だいすけお兄さん・たくみお姉さん時代の2015年11月に登場した「メダルあげます」以来の「月の歌」です。

坂田おさむさん、こんな話あんな話

　このブログでも記事の中で度々坂田さんについて書く機会がありましたが、そんな中から幾つかを拾い出してみると……

《「おさむ」？「修」？》

・2015年5月4日記事「おかあさんといっしょ～今週の歌（2015年5月4～8日）から

こども向けの歌などで「坂田修」という名前を度々ご覧になったことはないでしょうか。同じ読みだけど坂田おさむさんと同一人物？ ――ウィキペディアの説明（→「坂田おさむ」の項）によると、作詞・作曲活動では基本的に「坂田修」という表記を使っているのだそうです。ただ、近年の『おかあさんといっしょ』では「坂田おさむ」とクレジットされることも多いとか。

　改めて『おかあさんといっしょ』番組ホームページに掲載されている “これまでの「月の歌」” コーナーを確かめてみると、例えば坂田おさむさんが現役の歌のお兄さんだった時に発表した「どんな色がすき」(1992年6月の歌) は作詞・作曲とも「坂田修」となっているのに対して、この「地球ぴょんぴょん」では「坂田おさむ」と書かれています。（歌のお兄さんとしては「坂田おさむ」表記です。）

　ちょっと分かりづらい書き方になっていますが、歌のおにいさんとしては「坂田おさむ」、作詞・作曲の時は「坂田修」と使い分けているということです。ただし、引用文中にもあるように、作詞・作曲者としても「坂田おさむ」表記が使われる場合があり、「やくそくハーイ！」でも “坂田おさむ” となっています。

《その数、30曲》

　番組オリジナル曲として番組ホームページの「これまでの「月の歌」（番組のオリジナル曲）」コーナーに掲載されている坂田さんの曲を数えてみると、作詞・作曲ともに行ったのが「やくそくハーイ！」も入れて25曲、作詞だけのもの2曲と作曲だけの3曲を加えると、その数は合計30曲！このリストに初めて坂田さんの名前が現れるのは1984年の「そろそろもぐもぐ」で、もう30年以上も前の話ですね。「そろそろもぐもぐ」は “月の歌” として1曲を取り上げる形が始まる以前のものですから、坂田さんと『おかあさんといっしょ』の歴史がいかに長いのか改めて実感させられます。

※以前作成したものですが、坂田さんによる『おかあさんといっしょ』オリジナル曲の一覧をこの記事の最後に再掲しました。（こちらから直接ジャンプできます→『おかあさんといっしょ』オリジナル曲リスト）

※おかあさんといっしょ番組ホームページの「こんげつのうた」コーナーに歌詞が掲載されています。
◆こちらで見ることができます（曲の一部を聴くこともできます）
→おかあさんといっしょ－こんげつのうた

※【レコチョク】【iTunes】で「やくそくハーイ！」をダウンロード購入することができます（￥250-）。
レコチョク　/　iTunes

※『おかあさんといっしょ』関連のイベントについてはこちらをご覧ください。
→『おかあさんといっしょ』関連イベント（「ガラピコぷ～がやってきた!!」「ガラピコぷ～小劇場」などを含めて地域別に掲載しています。）
→おかあさんといっしょファミリーコンサート 2016年度(平成28年度) 日程（2016年度ファミリーコンサートの一覧）